長距離移動したい人は大型

ツアラータイプのバイクは、長距離での移動に適した中型~大型のバイクが中心的なモデルになってきます。
バイクの免許を取る時には、バイクに乗ってかなり長い距離を移動したいと思う人ならほとんどの場合大型免許を目指すものと思います。

逆に大型の憧れのツアラーバイクに乗るために免許をとり、そこからより長く運転する楽しさを実感するためにロングライドを目指すということもあるでしょう。
いずれにしてもバイクを運転する楽しさを最も実感できるのがこのツアラータイプのバイクになるのではないかと言えます。

ツアラータイプのバイクモデルとしてまず最初の条件になるのが750cc以上の大排気量エンジンが搭載されているということです。

大排気量のバイクになるとエンジンのトルクが大きくなるのであまりエンジンの回転数を上げなくてもスムーズな走行をすることができます。

それがツアラーとして大型バイクが選ばれる理由なのですが、エンジンの回転数が少なくても走行ができるということはそれだけ少ない振動で長い距離を走行できるということでもあるので、何時間かにも及ぶような長いツーリングになると中型バイクと大型バイクでかなり疲労感が変わってきます。

ただしやはり大排気量のバイクの場合、車種によっては普通乗用車とほとんど変わらないような価格設定になっていたり、燃費もそれなりにかかるようになってしまったりとランニングコストが高くなってくるので、そのあたりを考えつつもモデルを選ぶようにしたいですね。

国内産

国産車で最も有名なツアラータイプのバイクとなるのがHondaのVFRです。
VFR1200Fは1982年の初代モデルから何度もモデルチェンジを重ねつつ進化してきた長い歴史のあるモデルです。
なんといっても白バイとしても使用されているということでその性能の高さは実証されており、安定的な走行ということでいえばおそらく世界的にもトップクラスといえるでしょう。
ただ反対に白バイに採用されているということがマイナスイメージになってなんとなく乗りたくないと感じる人もいるようです。

他にも人気の車種としてはカワサキの1400GTRや、ヤマハのFJR1300あたりも通好みするライダーたちからの支持を集めるモデルになっています。
ツアラーを選ぶときにはできれば実際にバイクにまたがってみて、シートの柔らかさや乗ったときの姿勢などをチェックしてみるようにしてください。
中にはびっくりするほど乗り心地の良いバイクもあるので、こだわりを持って選びたいですね。

 

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