サーキットに行く
バイクに長く乗っていると、必ずどこかの場面で「もっと目一杯のスピードを出して走ってみたい」と思うようになります。
自動二輪の醍醐味は外気を直接感じながら走ることができることですが、都内など道路が混雑しがちな場所ではどうしても細かく信号や一時停止で停車をしながら進行していかなくてはならないので、なかなか走っているということそのものを楽しむことは難しかったりします。
また公道では道路交通法によって最高速度が定められているので、バイクが本来持っているような性能を試すことすらできなかったりします。
北海道など信号が少なく進行がしやすい道路に行ったとしても、法定最高速度以上出してはいけません。
つい調子に乗って高速道路を飛ばしていたら50km/h以上もオーバーしていて一発免停や取消になってしまったというような話も決して珍しいものではありません。
もし思いっきり風を切る走りをしてみたいというときには、専用のサーキットに行くことを強くおすすめします。
とはいえ、普段一人だけで走行することの多いライダーにとっては、サーキットの利用方法がそもそもよくわからないということもよくあります。
またサーキットではレースで見かけるような100km/hを簡単に超えるようなスピードを出すことができるので、そこでのルールやマナーは厳正に守られなくてはいけません。
そのためまずはいきなり一人だけでサーキットに行くのではなく、まずは初心者向けの走行会に参加してみることをおすすめします。
走行会とは、バイク好きな人たちが集まってサーキットなどで走り合うというイベントですが、大手バイクショップやカー用品店などで定期的に開催されています。
初心者向けの走行会に参加をすると、実際に走行する前にきちんと講習をしてくれたり、必要な用品などについて教えてもらえるので大変便利です。
走行会はサーキットでも行っていますが、近くにあるという人でないとなかなか参加しづらかったりするのでまずは最寄りのバイクショップで最初の説明を受けるようにした方がよいでしょう。
サーキット内を走行するときには基本的には自動二輪の免許を取得していればよいですが、もしより本格的に一人でも走ってみたいと思うなら専用のライセンスを取得しなくてはいけません。
全国にあるサーキットでは、一人でも走行をすることができる専用のライセンス制度を設けています。
ライセンスを取得するためにはそのサーキットで専門の講習を受け、かつ必要な装備を備えている必要があります。
ライセンスを取得するまでの一般的な流れとしては、まず事前にそのサーキットでのライセンス講習会の日程を調べて申し込みをします。
そこで所定時間に集合をして講習を受けた後、申し込みのための書類を作成し運転免許の確認を行います。
このときにはコースライセンスの取得費用を先に振込などをして支払いをしておきます。
講習は学科と実技とがあるので約2時間程度のものを受けたあと、ライセンスの発行を受けることが出来ます。
ライセンスを取得することで、会員限定に開放される時間帯に自由に走行をすることができるなどさまざまな特典を受けられるようになります。
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