通学か合宿か

取得したい自動二輪免許の種類が決まったら、次には教習所選びをしましょう。
まず教習所を選ぶときに考えるのが、通学で取るか合宿でとるかです。
最近は自動車免許でも合宿で取得する人がかなり増えてきていますが、いくら期間が短い合宿プランでも最低2週間くらいはかかってしまうので、勉強やアルバイトの都合などで長期的な休みがとれない人は通いでのんびりとる方がよいでしょう。
費用の面で比較をしたとき、通学免許ではだいたい28万~33万円程度が平均ですが、合宿免許の場合は22万円~30万円程度とされています。
ただしこの費用はキャンペーン期間中や特殊な条件などがあるときにはかなり変動するので、適正な範囲内であるかどうかを判断基準にいくつか細かく比較をしてみるのがよいと思います。

補修が入ったときの金額

通学でも合宿でも教習所を決めるときにぜひ気にしてもらいたいのが、補修が入ったときの料金設定です。
実技を行う技能講習では、たいていの人が数時間か補修を受けなければいけなくなっています。その場合、1回補修があるたびに1時間ずつの講習料がアップしていくのか、
それとも何時間増えても最初の料金のままなのかを確認しておかないと、あとで思わぬ高額の請求を受けてしまうことがあります。
合宿免許の場合、その場所にいる日数があらかじめ決められていることが多いので、基本的には補修を受ける余裕を持って授業設定がされているとは思うのですが、念のため料金や追加日数について調べておくようにしましょう。

通学免許に比べて合宿免許は費用や時間が少なくすむので、長期休暇がとりやすい学生には断然そちらの方がおすすめなのですが、選ぶときに気にして欲しいポイントとしては、料金の他にも宿泊をする施設や周辺の環境などもあります。
格安の合宿プランをみてみると、宿泊する部屋が大人数の相部屋であったり、周辺にはまったく遊ぶ施設のない田舎であったりします。
割安で免許をとるということを優先させて納得して契約をするのならよいのですが、行ってみたら狭い部屋に止まらせられてつらかったということがないよう、どんなところで寝泊まりするかをよく調べてみてください。
もっとも最近は地方の教習所も合宿免許プランにかなり力を入れてきているので、宿泊施設や環境整備は相当レベルが高いところも多くなっています。
もし先輩などで利用したことがあれば話を聞いてみたり、インターネットのクチコミサイトで情報を集めてみるとよいでしょう。

 

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