ビックスクーター

十数年前までは、スクーターと言えば50cc以下の原動機付自転車がすぐに思い浮かべられてきましたが、最近はかなり排気量の大きいビッグスクーターも多く街中で見られるようになってきました。
ビッグスクーターの特徴は何と言ってもその「乗りやすさ」であり、最初からこのバイクに慣れてしまうと他のバイクの操作が面倒くさいと感じてしまうほどです。
自動二輪免許に乗用車のようなAT限定という種類が登場するようになったのも、このビッグスクーターが一般的になってきたことが一因です。
ビッグスクーターでは他のバイクのような面倒なギアチェンジもなく、手元のエンジン操作だけで気軽に街中を走行できてしまいます。

ビッグスクーターは出始めのころは「おっさんバイク」といったふうでデザインも性能も今ひとつぱっとしませんでしたが、各バイクメーカーの努力により、デザイン性も飛躍的に向上し、塗装カラーもかなりかっこ良いものが出まわってきました。
最近では最も新車出荷台数の多いバイクとなっており、それまで人気であった若者向けのストリートバイクを追い抜く勢いとなっています。
通勤通学などに便利に使えるだけでなく、かなり内部に収容できるスペースも大きくつくられているので、ちょっとした買い物をするときにも便利に使えます。
シートもまるで椅子に座っているかのような背もたれ付きなので、長距離運転をするときにも便利です。
あえて欠点を言うなら、まずギアチェンジの必要がないので、バイクを運転している気になれないということと、内部収容スペースが大きいために排気量の割に車体面積が大きく、若干小回りがききにくいということでしょうか。
排気量の少ないタイプを選ぶと、乗り心地こそは快適ですがスピードはでにくいので、高速道路での坂道走行などでは苦労を感じてしまうかもしれません。

原付バイクのよさ

もっと手軽にバイクを楽しみたいという人なら、50cc以下の原付もセカンドバイクとしておすすめです。
原付バイクの良さは何と言っても価格が安く、手軽なことです。
高速道路への侵入は禁止されていますが、自転車以上自動車以下の微妙な距離のお出かけには大変便利に使うことができます。
原付バイクの中でも、新聞配達などでお馴染みのホンダのカブは一説では世界最強のバイクと言われているほど、ロングヒットの高性能バイクです。
一時期若者の間でスーパーカブを乗るブームがありましたが最近はちょっと下火になってきているようです。

<参考サイト>
ホンダ スーパーカブ(公式サイト)
ビッグスクーター資料館

 

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