メンテナンス時にメンテナンススタンドがあればできることが増える！

バイクのメンテナンススタンドのメリット

バイクのメンテナンススタンドは、バイクのメンテナンスと保管において多くのメリットがあります。
まずメンテナンススタンドとは、バイクを持ち上げて固定するために使います。
バイク初心者にとってあると何かと役立つ道具です。

メンテナンススタンドの最大のメリットは、タイヤやチェーンなどのメンテナンス作業が格段に容易になることです。
バイクを安定した位置に固定できるので、両手を自由に使って作業を行えます。
チェーンの掃除や注油、タイヤの点検や交換、ブレーキのメンテナンスなどが安全に、しかもより効率的に行えるのです。

バイクの保管時の安定性の向上というメリットもあります。
スタンドによってバイクがしっかりと支えられるため、転倒のリスクを減らし、保管時の安全性が高まります。
特に限られたスペースでの保管や、長期間の保管の際にこのメリットが実感できるでしょう。

また、メンテナンススタンドはバイクの重量を適切に分散し、サスペンションへの負担を軽減するというメリットもあります。
そのおかげで、サスペンションの寿命が延びるのです。

メンテナンススタンドの種類

バイクのメンテナンススタンドには、おもに3つの種類があります。
一つはフロントスタンドで、文字通りバイクの前輪部分を持ち上げるスタンドです。
フロントタイヤやブレーキ、フロントサスペンションのメンテナンスが楽になります。

バイクの後輪部分を持ち上げる、リアスタンドもあります。
リアタイヤやチェーン、リアブレーキ、サスペンションなど、バイク後部のメンテナンス作業に最適です。

もう一つ、ジャッキタイプのスタンドもあります。
これは、バイク全体を持ち上げることができる多目的スタンドです。
フロントとリアの両方のタイヤを同時に持ち上げることができるので、バイク全体のメンテナンスや長期間の保管に適しています。

メンテナンススタンドの使い方

メンテナンススタンドの使い方はスタンドの種類によって異なりますが、基本的な使い方の手順は共通しています。
フロントスタンドの場合、バイクをまっすぐに立て、安定していることを確めます。
スタンドをバイクのフロント部分に合わせ、ゆっくりとレバーを操作してバイクの前輪を持ち上げます。
通常、フォークの下部やトリプルツリー部分に取り付けるようになっているので、取り付けポイントが適切かどうか確認しましょう。

リアスタンドの場合も同様に、バイクをまっすぐに立て、安定させます。
リアスタンドはバイクのスイングアームの下に設置されることが多いです。
その後、レバーをゆっくり操作してバイクの後輪を持ち上げます。
リアスタンドを使用する際は、バイクが倒れないように注意が必要です。

ジャッキタイプのスタンドは、バイクの中央下部に置きます。
ジャッキをバイクの下にしっかり合わせ、ジャッキをゆっくり上げてバイクを持ち上げてください。