電気系統に異常があったらハーネス点検を
チェックポイント
「ハーネス」という言葉は犬を飼育されている人にはおなじみと思いますが、そのままの意味としては人や動物の身体に取り付けるベルトのことを言います。
ペット用のハーネスの場合、胴体部分に拘束用のベルトを巻き付けそこから人が制御をするためのロープを接続していきます。
このハーネスはバイクにもあり、正確には「ワイヤーハーネス」と呼ばれています。
ワイヤーハーネスは電線を束状にしてまとめた部品のことを言い、犬や馬などの動物用のそれとはやや意味は異なるのですが、胴体部分に巻き付いて本体制御を行うという意味では共通しています。
近年のバイクは電装機器の重要度が増してきており、バッテリーを動力にバイクの動きやパネル表示を全般的に行います。
言い換えると電装機器に異常があると、走りそのものにも明らかな影響が出てくることになります。
しかしワイヤーハーネスは経年劣化により性能が低下する部品でもあることから、古い車種ではメンテナンスを欠かすことができません。
ハーネスに異常があるとウインカーやライトが正常に作動をしなくなったり、エンジンスターターの調子が悪くなったりします。
ひどくなってくるとヒューズが飛んだりバッテリーあがりが起こったりということもあるので、電装部分に不調を感じるようになったら早めにハーネスを点検するようにしましょう。
バイクのメインハーネスはフレームの中に押し込められるような形で入っているので、長く乗っているとどうしても表面のゴムや保護チューブが割れて配線に傷がつき、そこから断線が起こってきます。
ハンドルの動きによって摩擦が起こることもあり、一度傷がつくとどんどん劣化が進むようになるので以上を発見したら早めに点検をした方がよいです。
必要な工具
ハーネスの問題の解決法として最も簡単なのがまるごと新品と好感をするという方法です。
メインハーネスは複数の電線がまとめられているので、特定の部位に不調があったときにそこだけを好感するのはむしろ手間がかかってしまいます。
それにメインハーネスの一部に問題が起こった時というのは既に他の部分も劣化が進んでいるので近い将来にまた別の線を交換しなくてはならなくなります。
自分で交換をする場合には、まず配線を維持するための結束バンドや絶縁テープなどを用意しておきます。
ハーネス部分を点検して焼付などが見られる場合にはショートが起こっているので早めに交換をしていきます。
断線を自分で直そうとする時にはハンダゴテといったものが必要になるのですが、明確にそこが問題であるということがわからないとなかなか一本ずつの修理というのは難しいようです。
純正品のハーネスを交換することで接続部分を間違いなくつなぎなおすことで機能を回復することができます。
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