巧妙な手口が増えるバイクの盗難
税関における盗難自動車等の摘発台数は平成2年で8台と、平成18年の180台と比較すると減少傾向にあります。
これはあくまでも海外への不正輸出台数が減少しているだけで、政府統計ポータルサイト警視庁犯罪統計資料(対前年同期比較)で見ると、年間1万件以上です。
バイク本来の機能が高くなったことで、盗難対策が向上していることが上げられますがそれでもバイクの盗難がなくなることはありません。
近年では「自宅からバイクが盗難される」案件が増えており、ハンドルロックを力任せに解除したり、防犯チェーンを強力カッターで切断して持ち去るケースが増えています。
実際に防犯カメラで捉えた映像を見てみると、窃盗団ではなく個人でバイクを盗んでいく姿も見られるようになりました。
エスカレートするバイクの盗難
駐車場や駐輪場、バイクショップでは、トラックに積み込んで持っていく盗難のプロ集団の姿があったりと悪質な手口がどんどんエスカレートしています。
大切な愛車を盗難から守るために、バイクガレージなどを利用している人もいますが、コンテナごと持ち去るなど非常に大胆な窃盗が行われています。
それだけでなく、カウルやタイヤだけを持ち去るなど、パーツを分解して持ち去り売り飛ばす悪質な手口も見受けられます。
バイク窃盗団に注意しよう
もちろん、オークションでの転売目的に個人で盗みを働くケースもありますが、注意したいのは「プロの犯行グループ」による窃盗です。
最近のバイクには盗難防止システムが搭載されていますので、簡単には盗めないようになっています。
ところが、「バイク修理している」「プロによる撤去作業」としか見えないような周到な手段で白昼堂々と持ち運ぶ窃盗が増えているのです。
バイクの持ち主がいない時間を見計らっての犯行ですので、バイクの年式やメーカーはもちろんですが、持ち主の生活リズムを前もって調べて確実に盗み出すような計画をしていることがわかります。
バイクを盗難から守るためにやること
自宅やバイクの駐輪場などで、バイクに乗っていないのにうろついていたり、見知らぬ人が何度もバイクの周辺を見て回ったりしたときには、防犯意識を高めてるようにしましょう。
バイクはむき出しで放置せずに、カバーをかけてバイクが見えないようにしたり、できる限りの防犯システムを使って盗み出すまでに時間がかかるようにしましょう。
ロックは鍵が多ければ多いほどに時間と手間がかかるので、窃盗犯もイライラしやすく諦めさせやすくなります。
高価なバイクの場合には、地球ロックも効果的ですので、あらゆる手口に対応できるように盗難防止対策をしっかりしましょう。
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