ヘルメットが盗まれる理由とは
窃盗犯がライダーのヘルメットを狙う大きな理由は、「リスクが低いから」という点が挙げられます。
ヘルメットを販売しているバイクショップでは、常時数台の監視カメラがショーケースをチェックしており、店員さんも訪問客の動きを常時チェックしています。
その中で、かさばるヘルメットを気付かれることなく持ち出すのは容易なことではありません。
一方、多くのライダーは自分のヘルメットをしっかりと管理していないケースが多いため、窃盗犯からすると非常に狙いやすいのです。
実際、買い物に来た多くのライダーはかさばるヘルメットを店内へ持ち込みたくないので、ミラーにかけたりシートにバックルで固定したりしてそのまま置いていってしまうケースが少なくありません。
そうなると、窃盗犯は誰にも気付かれることなくほぼリスクゼロで持ち去ることができます。
特に狙われるのは、人気メーカーのヘルメットです。
国産メーカーであればSHOEIやARAI、OGKカブトなどが窃盗の被害に遭っています。
海外メーカーなら、イタリアのAGVやアメリカのSIMPSONなどが挙げられるでしょう。
これらのメーカーが作るヘルメットはデザイン性と機能性を兼ね備えており、中古品でも数万円で販売されています。
そのため、換金しやすく足が付きにくいアイテムとして狙われるわけです。
出先でヘルメットが盗難に遭ったらどうする?
外出先でヘルメットが盗まれてしまったら、すぐに警察へ通報しましょう。
監視カメラがある場所なら、できるだけ早くチェックしてもらうようにします。
大切なのは、ヘルメットがない状態でバイクに乗って帰ろうとしないことです。
ヘルメットを着用せずに運転して警察に捕まってしまうと、どのような事情があるとしても間違いなく道路交通法違反として切符を切られてしまいます。
スペアのヘルメットがあるなら、誰かに持ってきてもらいましょう。
それが難しいなら、バイクを押して帰るか、もしくは近隣のバイクショップへ行ってヘルメットを購入するのが最善です。
効果的な盗難対策はあるの?
ヘルメットを盗まれないようにしたいなら、シート下にしまうことがシンプルかつ有効な対策です。
カギをしっかりとかけておけば、無理やりこじ開けられ盗まれるというリスクはほとんどありません。
シートが小さくヘルメットを収納できないのであれば、面倒でも持参するようにしましょう。
ヘルメットを運ぶための袋を用意しておけばそれほど周囲の目を引くことなく運ぶことが可能です。
ショッピングモールであれば、ロッカーに預けたりカスタマーサポートデスクで預かってもらえたりします。
こうした対策を取ることで、盗難のリスクは大幅に低下することでしょう。
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