バイクは故障や路面の状態によって、ハンドルに振動が発生することがあります。バイク走行に影響を及ぼすこともあり、事故の原因につながることも。安全に走行するために、振動対策について紹介します。

振動する原因

振動する原因は以下のようなものがあります。

悪路を走っている

整備されていない道路だと振動が大きくなりやすいでしょう。なるべく整備された道路を走るようにしましょう。

高速走行

速度が速くなるほど振動が大きくなります。

乗車姿勢

乗車姿勢が悪いとハンドルの振動を感じやすくなります。

シミー現象

バイクにはハンドルが大きく振動するシミー減少が発生することがあります。原因は以下の通りです。

  • タイヤのパンク
  • タイヤの空気圧低下
  • ホイールバランスのゆがみなど

ハンドルの振動を抑えるアイテム

ハンドルからの振動は上半身の筋肉がこわばってしまい、疲労の原因となります。ハンドルの振動を軽減するためのアイテムを紹介します。

振動を吸収するハンドルグリップ

ハンドルを吸収するタイプのグリップは多くのメーカーから発売されています。振動を低減したいならレーシングタイプの振動吸収ゲルがおすすめです。

ブレーキ・クラッチレバー

ハンドルグリップ以外にもブレーキ・クラッチレバーもあります。レバーに耐震・冷たさ対策で使われるアイテムです。

シートの振動を抑えるアイテム

バイクの不快な振動はハンドルとシートから伝わってきます。シートの振動を低減するアイテムもあります。

振動吸収シート

座圧分散・振動低減ジェルを内蔵したアタッチメントです。取り付けにはシートの上にかぶせてベルトで固定するものから、シート表皮内に内蔵するものなどがあります。効果に個人差はありますが、お尻の痛みが減った、ツーリングが楽人あったと報告されています。

タンクの振動を吸収するアイテム

グリップとシート以外にも振動を抑えるアイテムがあります。

振動低減タンクパッド

耐震ジェルシートやスポンジゴムを使ったタンクパッドを貼ることで、振動対策の効果が期待できます。

バイクの振動の原因と振動を抑えるアイテムについて紹介しました。そのほかにもバイク全体のバランスを整えることも効果があります。
タイヤの空気圧を適正にし、フロントフォークを調整することも大切です。また、クリップエンドの重量が軽いと振動の影響を受けやすいので重くするといいでしょう。さらに、手袋を厚手のものに替えることで振動が気になりづらくなります。

 

Comments are closed.

Set your Twitter account name in your settings to use the TwitterBar Section.