熱中症の初期症状とは
一般的な熱中症の初期症状は「大量の発汗と倦怠感」です。
運転していて汗をひどくかいていると感じたら、すぐに停車して体調を確認するようにしましょう。
体がややだるかったり、軽いめまいを感じたりしたら、熱中症にかかっていると考えて間違いありません。
体全体が火照ったり、体の節々が痛くなったりするのも熱中症の初期症状です。
特に頭痛がしたら重症化の危険がありますから、すぐに体を休める場所へ移動し、症状が改善するまでは運転をしないようにしましょう。
熱中症になってしまったら
バイクは車とは異なり、直射日光に当たりながら運転するのが当たり前なので、ある程度多めに汗をかいていても熱中症だとは気づきにくいという特徴があります。
ですから、「何かおかしいな」と感じたら、すぐに対処することを意識しましょう。
まずは「日陰に停車して体を休めること」が大切です。
直射日光が肌に当たると、その表面から水分をどんどんと奪ってしまいます。
ですから、日差しを遮る場所で体を冷やすことが最優先です。
可能であれば風通しの良い場所へ横になって、20分から30分程度休息を取りましょう。
冷房の効いたコンビニエンスストアなどで、水分補給を兼ねて休息するのも良いでしょう。
2つ目の対処法は「保冷剤などで体を冷やすこと」です。
特に、首回りや脇の下、足の付け根など太い血管が通っている箇所を重点的に冷やしましょう。
こうするとこで、効率的に体全体の温度を下げることができます。
冷感スプレーなどがある場合には、体中に吹きかけるのも効果的です。
高速道路を運転していて、シャワー設備があるSAやPAへ立ち寄ることができるならそこで水浴びをして冷やすというのも良い対処法でしょう。
熱中症の予防としてできること
熱中症は重症化すると、体の表面から水分がとめどなく出て行ってしまいます。
こうなると命の危険があるため、医療機関で対応してもらわなければなりません。
そうした事態が起こる前に予防措置を講じることが大切です。
1つ目として、「定期的な水分補給」が挙げられます。
炎天下で汗をかくことが分かっているなら、事前に300ccから500ccほどの水分を摂取しておきましょう。
ここで大切なのは、真水ではなく経口補水液を選ぶことです。
発汗時には水分だけではなくミネラルなどの電解質も失われていきます。
ですから、両方をまとめて補給できる飲料を選択しましょう。
「日差しを通さない服装」も熱中症予防に効果的で、直射日光が肌に当たることを防ぐだけで熱中症のリスクは大幅に減らすことができます。
ですから、夏場の運転は長袖・長ズボンで風通しの良い生地の服を選ぶようにしましょう。
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