安全走行できるようにプログラミング

最初は少し緊張して乗っているバイクも、乗りこなしていく走るのが楽しくなっていきます。
特にツーリングを経験すると、もっと遠くに行きたくなりますし、峠ツーリングやサーキットなども体験したくなるものです。

普段からバイクで通勤していたり、休日にバイクで出かけるのであれば、走行性能にもこだわりたくなりますよね。
馴染みのバイクショップで、店員さんと話し込んだりツーリング仲間との会話で「ECU」が話題になると「なんだそれ?」と思ってしまう人もいるでしょう。
ECUは走行性能を高めるための駆動に欠かせないパーツのことです。

あらゆるバイクに搭載されているパーツで、走行中のバイクがどんな状態であるのか正しい
挙動かを計測し、最適な制御値で安全走行できるようにプログラミングされています。

自分に合った走行性能を持ったバイクにできる

バイクによって適切な制御値は違いますが、それぞれにマッチしたプログラムデータに基づいてエンジンをコントロールしています。
これは「世界基準の排気ガス規制または騒音規制」に合わせたもので、過度に性能を高くするとデメリットにもなるからです。
ただし、ECUを書き換えすると自分に合った走行性能を持ったバイクにできるので、バイクのなんらかの問題を感じている場合にはメリットとなります。

たとえば、燃費が悪かったり、パワー不足、アクセルを開いても加速しにくいなどはECUの書き換えで解決しやすくなります。
パワーアップしたい場合には、ECUの書き換えを検討しても良いとは思いますが、デメリットもあるのでよく考えて行いましょう。

専門的な知識と作業が必要になる

ECUの書き換えは個人ではリスクが高いのでおすすめしません。
基本的にはバイクショップで書き換えてもらいますが、専門的な知識と作業が必要になるので時間と費用がかかります。
10万程度の費用がかかってしまうので、書き換えよりパワー系のバイクを購入した方がいいでしょう。

あまり過度な書き換えを頼んでしまうと、バイクのエンジンが書き換えに対応できずに壊れてしまう可能性があります。
専門の技術者がいるショップでなければ、安全な書き換えは難しいでしょう。

あまりパワー重視のセッティングにこだわってしまうと、燃費が悪くなり走りがぎくしゃくしてしまいます。
そもそもECUは、バイクを安定して走らせるためのコントロールユニットなので、触らないのが一番安全です。

走行性能アップに欠かせない

パワーを少し上げたい、乗り心地をもっと良くしたい気持ちはわからないではありませんが、性能を上げたことでバイクに負担をかけたり環境に良くない走りになるのでは本末転倒です。
ECUの緻密な制御でバイク走行の安全性が守られていることを忘れないようにしましょう。

 

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