白バイ隊とは一体どういう組織か

街中をさっそうと走り抜けるバイクの警察官である「白バイ隊」ですが、実はその仕事につけるのはごくわずかの本当のエリートのみということになっています。

白バイ隊とは正しくは警視庁及び道府県警察本部交通部交通機動隊および高速道路交通警察隊という組織に属する退院のことをいいます。

他にも一般的な警備にあたる人員とは別に皇宮警察本部に所属をする皇宮護衛官も白バイ隊が組織されています。

白バイ隊に配属されるためにはまず必ず大型二輪免許を取得していなくてはいけません。

白バイ隊で使用されているバイクの車種にはいくつか種類がありますが、最も多く使用されているのはホンダの「CB1300P」という車種です。

こちらは2008年型のスーパーボルドールというバイクをベースに改造されたもので、特別に白い塗装に赤パトランプを装備しています。

ウインカーの位置など細かい部分は特注となっていますが、基本的には一般的に販売されているCB1300と性能面では同じ仕様となっています。

ついで多く白バイとしてカスタマイズされているのが、スズキの「GSF1200P」という車種です。

こちらも一般販売されているGSF1200Sという車種をベースに、パトランプなどの必要な装備を付け足したものになっています。

千葉県警で導入をされたのが最初でしたが、以来大変性能面で高い評価を得たことから全国にもどんどん普及をしていった車種でもあります。

他にもいくつか車種があり、また新しい車種が開発されるとその都度導入入れ替えが進んでいっています。

白バイだけじゃない交通機動隊

警察官が使用するバイク隊というと白バイ隊だけのようですが、実は全国の都道府県警には白バイとは別に特別な犯罪取り締まりを行う別組織のバイク隊がいます。

まず珍しいのが「黒バイ隊」という暴走族専門の取り締まりのバイク隊です。

白バイと反対に黒バイ隊では黒塗りのバイクを使用し、黒いユニフォームを着用して夜間に迷惑走行を繰り返す暴走族の取り締まりを行っていきます。

取り締まりが夜間に集中して行われるため普段私達は滅多にその存在を目にすることはありません。

他にも高速道路での取り締まりを専門に行う「黄バイ隊」や、ひったくり対策として専門に追跡をする「青バイ隊」というものもあります。

それらは白バイとはまた別の小型車種など用途に応じたものがベースになってカスタマイズされています。

 

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